栄養

栄養学−安全においしく食べるために

自分が食べている物がどこからきたのかを知る

私たちが毎日口にする食べ物は、日本はもちろん、世界中から輸入されて食卓に届いています。
保存や輸送技術が向上し、食のグローバル化はどんどん進み、食卓から生産者の顔が見えにくくなりました。

 

食べ物の安全性に対する不安や疑いを少しでも取り除くために、食品表示やトレーサビリティ(食品の生産・流通の履歴をたどれること)は欠かせない情報になっています。
食べ物がどこからきて、どうつくられたかを知ることは、食の安全性を確保する大切な手段なのです。

 

毎日の安全で安心食生活が私たちの健康をつくっている

私たちが食に安全性を求めるのは、毎日の食生活の積み重ねが私たちの健康をつくり、また病気をつくるからです。
体によい安全で新鮮な食べ物がおいしいように、それぞれの食品の適切な料理や保存法も食べ物をおいしく食べるための知恵です。

 

子供やお年寄りの孤食や若者の朝食の欠食が増えているように、食事の形態も時代によって変わってきています。
しかし、家族や親しい人と食卓を囲んで、会話や雰囲気を楽しみながら食事をすることも「おいしさ」の条件ではないでしょうか。

野菜の「残留農薬」を体内に貯めないための知恵

全ての農薬に基準を設けて安全性の向上を図っている

残留農薬とは、害虫や雑草防除のために散布した農薬のうち、収穫物に残った農薬のこと。
特に輸入品の輸送・貯蔵中の劣化防止のための収穫後に使用する輸入品のポストハーベスト農薬については、健康への影響が問題になっています。

 

その結果、食品衛生法が改正されて、全ての農薬に使用基準値が設けられました。
海外からの輸入品を含め、基準値を超えて農薬が残留しているものは販売が禁止されているなど、消費者にとっては好ましい傾向にあるといえます。